先日、ご依頼を頂いたお客様(Aさん)の話。
Aさんは、亡伯父の相続の手続きでのご相談でした。
来所までに、役所や家庭裁判所、弁護士の無料相談など、
1ヶ月程かけて色々回り、パンフレットや手続きの書類を沢山お持ちでしたが、
具体的な手続きの進め方がわからないまま、
近所で偶然見つけた当事務所に辿り着いたようでした。
お話をお聞きして、現在Aさんが置かれている状況を整理し、
進めなければならない手続きについてご理解頂き、私がお手伝いする事になりました。
手続きの中には、期限が迫っているものもあり、Aさん曰く
「もっと早くこちらに相談に来れば良かった。。」との事。
役所などの機関は、それぞれ担当している業務が異なってきますので、
どうしてもその範囲に限られた案内が基本となります。
また、弁護士や私たち司法書士が、その所属する会から派遣される無料相談は、
30分以内等時間が限られていて、解決方法を伝えるに留まり、
その後の具体的な手続きは、後日個々の事務所へ相談頂く形となります。
司法書士は、普段の生活の中であまり馴染みのない相談先かもしれませんが、
初回は費用を頂かず、相談を受けてくれる事務所が多くあります。
転々と相談し、時間と労力を費やしてしまうより、早い解決に繋がるかもしれません。
どこかに先ず相談する際は「司法書士」をご活用ください。